【第一次魔人機大戦】
広義の意味でとらえれば、大陸暦7178年から始まった世界恐慌から、
【あの日】までを指す大きな戦争です。
特にこの時代は激動の時代であり、黄金期でもありました。
数多くの【王】【英雄】が生まれ、正しいものを欲して戦ったのです。

それは未熟な世界だったのかもしれません。
人の歴史、愛の本質からみれば、たった一瞬の小さな世界です。
それでも、彼らは本気で生きました。
目の前の今にすべてをかけ、その拳と剣と理をもって挑んだのです。

世界は四元、地・水・火・風によって構成されています。
それに、光と闇の女神の資質を加えた、六つの要素があります。
それが星となり、人を構成しています。

大地は、すべての生命に実りを与える豊穣の恵みを、
水は、揺れ動くことのない静寂をもって、潤いと浄化を、
火は、あらゆる悪と不正を照らし、平等の太陽の熱を、
風は、多くの種を運び、人々に新しい思想を、
闇は、あらゆる存在の嘆きと哀しみを包む優しき母性を与えます。
そして光は、絶対なる公正なる正義をもって、闇から生まれ、愛への昇華を果たすのです。

彼らもまた、その四つに分類されます。
火のラーバーン、水のレマール、大地のインダナ、風の旅人たち。
すべてが闇に導かれ、光へと昇華するのです。




ゼッカーがアーズ【飢えざる者】を粛清し、世界を焼くために生み出した組織。
総勢五万人程度の小さな組織ながら、最高の資質をもった者たちが集まる。
今作品では、主任バーンのジェイドが主人公。
すべてを燃やし、昇華する【火】を象徴する。
アリエッサ率いるミーラ・カーン【大地の守護者】の守護下にある。








ルシアの下に位置する中堅国家が危機感を抱き、
その中でも最大の力を持つレマール王国を中心として、連合が組織されつつある。
浄化と流れの【水】を象徴する。






金融が崩壊した現在において、【世界の食料庫】とも呼ばれる
肥沃な大地を有する地域。独特な性質からか、モザイクが多く、
特殊な能力を持つ強力な武人が多いのが特徴。
恵みと無垢、母性の【土】を象徴する。








ギロスや体制に反抗する組織、団体、個人。
ギロスが強固なため、非常に戦力は乏しく、資金も枯渇している。
新しい力、思想、創造の【風】を象徴する。






一般人やインダナに直接関係しない組織、団体、個人。